16年前の母の日、我が家の先住犬「リック」は
息を引き取りました。
(毎年のように書いてますね・(笑))
14歳を過ぎていましたから、それ相応に衰えてはいましたが
元気でいました。
異変が現れてから、1時間足らず。
部屋の中を歩き回り失禁し、ベランダで遠吠えし屋上に上がっていきました。
少し遅れて上がっていった私の姿を見ると、倒れていた体を起こしヨロヨロと私に近づいてきました。
そのシーンは忘れることができません。
そして私に抱かれて息絶えました。
ずっと ずっと名前を呼び続けましたが戻りませんでした。
夫も出張帰りで早めに帰宅していましたので
二人そろって見守ってあげられたことが唯一の救いです。
はじめての犬との生活で、私の知識不足で病気にかかってしまい
その後遺症が神経に残ってしまったようで、リック自身も楽しい生活ではなかったと思います。
生活環境も、しつけの仕方も・・・・・・
後悔することばかりです。
それでも14歳過ぎまで生きてくれました。
本当の命日は、2001年5月13日の母の日なんですが
日付を覚えるのがひどく苦手な私のために「母の日」を選んでくれたような気がします。
だから、リックの命日は5月の「母の日」と決めました。
リックは、義姉宅にいた柴犬を母に、遠縁の柴犬ブリーダーにわざわざ繁殖してもらった犬です。
純粋の柴犬であることは間違いないからということでしたが、「血統書」なるものも作ってもらい自慢していました。
当時は「保護犬」という言葉も知らなかったとはいえ、なんと愚かなことをしたものだと悔やんでいます。
今だったら、それなりに知識が増えたので、リックも私たちももっともっと楽しく暮らすことができると思います。
もちろん「るる」も一緒にね。
フタリ仲良くできるかな?
命日はやはり特別ですね。
無性に会いたくなります。
リッちゃん、元気で楽しくやっていますか?