今は 朝6時前後に散歩に出ているのだが、
散歩コースには、この早い時間にも 人がたくさん集まっているところがある。
一つは 「○○左官工業」 と言う会社
たくさんの左官職人さんたちが集まってきて、道具や材料を積んだり、仕事の打ち合わせをしたりして出発していく。
車は10台以上並んでいる
独特のダボッとしたズボンをはいている人もいるし、女性の職人さんもいる。
(周りのお宅は迷惑しているらしく、「大声で話さない」とか、「ここには車を止めない」とか注意書きが貼ってある)
犬が西向きゃ 尾は東 東はどっち?
そこから通りをはさんで斜め向かいに 「△△自動車」 と言うタクシー会社がある。
この頃、夜中仕事をした車が帰って来、これから街に出る車が準備をしている。
会社の駐車場は黄色い車でいっぱい
入りきらない車は外の道にも並んでいる
会社の前を通ると、仕事上がりの運転手さんがお風呂に入っている音も聞こえてくる
石鹸のいい匂い!
お二階のお姉さん おはよう! (フィクションです)
そんなにぎやかな場所の間に小さな児童公園がある。
ある朝通りかかったら、80代と思えるご夫妻がベンチに並んで腰掛けて 身動きせずに下を向いていた。
身なりは外出着のようなきれいなもので、大きな荷物はなかったように思う。
「寝ているだけよね」
「事故とか病気じゃないよね」
「でも朝6時に何でここで・・・?」
ちょっと不審に思いながらいつもよりゆっくりゆっくり歩いていった
そのとき ご婦人の方の体がグラリと横に傾いた
あわてて目が覚めたご婦人は ご主人を起こし、なにやら笑いながら話しかけていた
るるちゃん 早く行こうよー
あーよかった 何事もなくて
ちょっと 眠っていただけなんですね
物騒な世の中になっちゃったから変な方に気を回しちゃいましたよ
まだちょっと頭に?マークがとんでいますがね
気をつけて帰ってね